iPhoneで削除した写真を探して復元する方法

iPhoneで削除した写真を復元するには、写真アプリで「コレクション」をタップし、「ユーティリティ」の「最近削除した項目」を開いて、Face IDでロックを解除します。「選択」をタップして写真や動画を選び、「その他」ボタン、「復旧」の順にタップします。削除した項目は30日間ここに残ります。ただし、削除した時点でiCloudストレージが上限を超えていた場合は例外です。見つからないときは、写真が消えたと決めつける前に、「非表示」、ライブラリの表示、Apple Accountを確認しましょう。

「最近削除した項目」から写真や動画を復元する2 分

  1. 「最近削除した項目」を開く写真アプリで「コレクション」をタップし、「ユーティリティ」までスクロールして「最近削除した項目」をタップします。「アルバムを表示」をタップし、Face ID、Touch ID、またはパスコードでロックを解除します。
  2. 復元するものを選ぶ「選択」をタップしてから、元に戻したい写真や動画をタップします。すべてを元に戻すなら何も選択せずに、「その他」ボタン、「すべて復旧」の順にタップします。
  3. 復旧する「その他」ボタンをタップし、「復旧」をタップして確定します。項目がライブラリに戻ります。

大切な写真を削除してしまいましたか? まずは、ほかには何も削除しないでください。iPhoneで削除した写真が一度に消えてしまうことはまずなく、「最近削除した項目」で30日間待機しています。また、削除されたように見える写真も、実は非表示になっているだけだったり、ライブラリの別の表示に出ていたりすることがよくあります。ここでは、iOS 27のシミュレータで試し、Apple自身のガイドとも照らし合わせた探し方を紹介します。

iPhoneで削除した写真が見つかる場所

探す場所は、その写真に何が起きたかによって変わります。当てはまるケースを探してください。

何が起きたか 写真の場所 すること
写真整理アプリでスワイプして外したが、削除は確定していない まだライブラリにある アプリで元に戻すか、そのまま残す
30日以内に削除した 「最近削除した項目」 復旧する(下記参照)
非表示にした 「非表示」 非表示を解除する
共有ライブラリにあった、またはライブラリにフィルタがかかっている ライブラリの別の表示 表示を切り替えるか、フィルタを解除する
30日以上前に削除した、「最近削除した項目」から削除した、またはiCloudがいっぱいだった iPhoneにもiCloudにももうない ほかの場所に残っているコピーを探す
iOS 27の写真アプリの「Collections」タブ。「Utilities」に鍵マーク付きの「Hidden」と「Recently Deleted」、さらに「Duplicates」「Recently Saved」「Recently Viewed」「Map」が並んでいる
「コレクション」›「ユーティリティ」:「非表示」と「最近削除した項目」は、どちらもロックされています。

「最近削除した項目」から写真を復元する

動画も写真と同じ場所に入るので、この手順はどちらにも使えます。

  1. 「写真」アプリを開き、「コレクション」をタップします。
  2. 「ユーティリティ」までスクロールし、「最近削除した項目」をタップします。
  3. 「アルバムを表示」をタップし、Face ID、Touch ID、またはパスコードでロックを解除します。
  4. 「選択」をタップしてから、元に戻したい写真や動画を1つずつタップします。
  5. 上部の「その他」ボタンをタップし、「復旧」をタップしてから、「2枚の写真を復旧」で確定します(ボタンには選択した数が表示されます)。
ロックを解除したiOS 27の「Recently Deleted」。3項目があり、各サムネイルに「29 days」と表示されている
1ロックを解除すると、各項目に残りの日数が表示されます。
「Recently Deleted」で2枚の写真を選択し、「More」メニューを開いたところ。「Delete」と「Recover」があり、下部のバーに「2 Photos Selected」と表示されている
2「選択」をタップしてから、「その他」›「復旧」。
「Recently Deleted」の上部に表示された確認ボタン「Recover 2 Photos」
3「2枚の写真を復旧」で確定します。

写真はそのままライブラリに戻ります。日付は変わらないので、去年の夏に撮った写真は、今日ではなく去年の夏の位置に戻ります。見つからない場合は、ライブラリを日付順に並べ替えて、撮影した月に移動してください。

すべてを元に戻すには、写真を選ばずに「選択」をタップし、「その他」ボタン、「すべて復旧」の順にタップします。Appleのメニューではそのすぐ上に「すべてを削除」があるので、タップする前によく確認してください。「すべてを削除」は、すべての項目を完全に削除します。ライブラリを空にしたいなら、iPhoneの写真をすべて削除する方法を参照してください。

先に1枚だけ確認したいときは、サムネイルをタップします。写真が日付付きで全画面表示され、下部に「削除」と「復旧」ボタンが表示されます。「復旧」をタップし、「写真を復旧」をタップします。

何も選択していない状態の「Recently Deleted」の「More」メニュー。赤い「Delete All」と「Recover All」が表示されている
何も選択していないとき:「すべてを削除」の下に「すべて復旧」があります。
「Recently Deleted」で全画面表示した、削除済みのサーフィンの写真。「October 14, 8:12 AM」の日付があり、下部に「Delete」と「Recover」ボタンがある
1枚ずつ戻すなら、写真を開いて「復旧」をタップします。

iCloud写真がオンの場合、「最近削除した項目」の内容はすべてのデバイスで同じなので、iPhoneで復元した写真はiPadやMacにも戻ります。

復元できる期間:30日間、ただし例外が1つ

削除した写真や動画は、「最近削除した項目」に30日間残ります。項目数の横にある情報ボタンをタップすると、各サムネイルの数字について写真アプリの説明が表示されます。これは削除されるまでの残り日数です。Appleのガイドによれば、その期間が過ぎると項目は完全に削除されます。iPhoneから、そしてiCloud写真を使っている場合は、iCloudと、同じApple Accountのほかのすべてのデバイスからも削除されます。

「Recently Deleted」に表示されたヒント:「Photos and videos show the days remaining before deletion. After that time, items will be permanently deleted.」
各サムネイルの数字は、残りの日数です。

完全な削除が早まるケースが2つあります。

  • 「最近削除した項目」から項目を削除した場合。1つずつでも「すべてを削除」でも、取り消しはできません。
  • iCloudストレージが上限を超えている場合。Appleによると、この場合は削除した写真や動画がすぐに削除され、「最近削除した項目」には残りません。上限内に戻す方法は、iCloudストレージがいっぱいのときのガイドで解説しています。

探している間は、「最近削除した項目」には手を触れないでください。ここにある項目はiCloudストレージの容量には含まれないので、急いで空にする必要はありません。ただし、iPhoneの容量は引き続き使っています。それが問題になるのはiPhoneの容量がいっぱいのときだけで、その場合はiPhoneのストレージがいっぱいのときを参照してください。

「最近削除した項目」が空、または写真が見つからないとき

「最近削除した項目」にない写真は、そもそも削除されていない可能性があります。諦める前に、次の項目を確認してください。見つからない写真についてのAppleの記事にも、ほぼ同じ確認項目が挙げられています。

非表示になっていませんか?

Appleのガイドにははっきりと書かれています。非表示にした写真は「非表示」コレクションに移動し、ほかの場所では見られなくなるため、ライブラリやアルバムから消えたように見えます。写真を非表示にするときには、その移動先がiOSから案内されます。

  1. 「コレクション」で「ユーティリティ」までスクロールし、「非表示」をタップします。
  2. 「アルバムを表示」をタップし、ロックを解除します。
  3. 写真を長押しするか、写真を開いて「その他」ボタンをタップし、「非表示を解除」をタップします。
写真アプリの「Hide Photo」の確認画面:「This photo will be hidden, but can be found in the Hidden album. You can choose to show or hide the Hidden album in Settings.」
写真を非表示にすると、「非表示」アルバムに移動します。
「Hidden」アルバムの写真を長押しし、「Copy」「Duplicate」「Unhide」「Share」「Favorite」「Add To」「Adjust Info」「Delete」のメニューが表示されたところ
「非表示」で写真を長押しし、「非表示を解除」をタップします。

「ユーティリティ」に「非表示」がない場合は、オフになっている可能性があります。「設定」›「アプリ」›「写真」で「非表示アルバムを表示」をオンにしてください。

「復旧」に入っていませんか?

Appleのガイドによれば、写真や動画が正しく保存されず、ライブラリに追加できなかった場合、そのコピーが「ユーティリティ」の「復旧」に入っていることがあります。「ユーティリティ」の一覧に表示されていたら開いて、写真をライブラリに戻してください。確信がないかぎり、そこでは何も削除しないでください。Appleによると、「復旧」から削除した項目は復元できません。

正しいライブラリを見ていますか?

  • 共有ライブラリ:家族とライブラリを共有している場合、写真によっては一部の表示にしか出てきません。「コレクション」で右上のアカウント写真をタップし、「ライブラリ表示オプション」で「両方のライブラリ」を選びます。
  • フィルタ:「ライブラリ」の並べ替えボタンで、グリッドを「お気に入り」、1種類のメディアタイプ、またはキーワードに絞り込めます。これを「すべての項目」に戻してください。スクリーンショットが見当たらない場合は、「表示オプション」›「表示」›「スクリーンショット」を確認します。チェックが外れていると、スクリーンショットはグリッドに表示されませんが、「メディアタイプ」›「スクリーンショット」には残っています。
  • 「年別」と「月別」:これらの表示にはベストショットが厳選して表示されるので、そこに見当たらない写真も「すべて」には入っていることがあります。

iCloud写真はオンで、Apple Accountは正しいですか?

写真がほかのデバイスで撮影されたものだったり、設定を変更する前に撮影されたものだったりすると、単にまだこのiPhoneに届いていないだけかもしれません。「設定」を開いて自分の名前をタップし、「iCloud」›「写真」で「このiPhoneを同期」がオンになっていることを確認します。Apple Accountは名前の下に表示されているメールアドレスで、写真を撮ったデバイスと同じものである必要があります。同期をオンにしたら、Wi-Fiに接続して数分待ちましょう。

検索する

覚えていることを「検索」に入力します。場所、人、写真に写っている言葉などです。開いたばかりの写真や、ほかのアプリから保存したばかりの写真なら、「ユーティリティ」の「最近表示した項目」や「最近保存した項目」も見てみる価値があります。

iCloud.comで削除した写真を探せますか?

iCloud写真がオンなら、iCloud.comの写真から、iPhoneが使えないときにも同じライブラリにアクセスできます。Webサイトで「最近削除した項目」を使う方法は、Appleの写真を復元する手順で確認してください。写真が保存されていたApple Accountを使います。

復元できる期間は同じで、2つ目のバックアップではありません。同期された削除はiCloudにも反映されます。完全に削除された写真や復元期間がすでに過ぎた写真に、Webサイト上で新たに30日間が与えられることはありません。その写真でiCloud写真を一度も使っていなかった場合、Webサイトにはコピー自体がない可能性もあります。次に挙げる別のコピーを確認してください。

写真が完全に消えてしまったとき

写真が「最近削除した項目」から消えてしまったら、iPhoneにもiCloudにももう残っていません。それを戻せる設定はなく、PrunePicにもできません。それでも見つかる可能性があるのは、削除する前に作られたコピーです。

  • コンピュータ:写真を読み込んだり同期したりしたコンピュータ。Macの写真ライブラリなど。
  • 別のクラウドサービス:カメラロールをバックアップしていたGoogle フォト、Dropbox、OneDriveなど。そのサービス自体のゴミ箱も確認してください。
  • メッセージやチャット:誰かに送った写真は、その会話の中にまだ残っています。サイズの小さいコピーかもしれませんが、何もないよりはましです。
  • 共有アルバム:共有したコピーがまだ残っている場合があります。保存する方法は、Appleの共有アルバムの説明を確認してください。以前に共有された項目は解像度が低くなっていることがあります。iOS 27の新しいアルバムやアップグレード済みのアルバムはフル解像度の共有に対応しているので、実際に残っているコピーを確認しましょう。
  • iPhoneのバックアップ:削除する前にコンピュータで作成したもの、またはiCloud写真がオフだった場合はiCloudに作成したもの。バックアップから復元すると、iPhoneのすべての内容がバックアップの内容に置き換わるため、それより新しいものはすべて失われます。最後の手段と考え、まずはAppleサポートに相談してください。

次に慌てないために

  • iCloud写真は同期であって、バックアップではありません。1台のデバイスで削除すると、すべてのデバイスから削除されます。そのしくみと、別の場所にあるもう1つのコピーだけが本当の安全策である理由は、iCloudに残してiPhoneの写真を削除する方法で解説しています。
  • 片づけの直後に「最近削除した項目」を空にしない。容量が必要でないかぎり、数日待ちましょう。その間に間違いに気づけます。
  • 何かが削除される前に見直す。まとめて確定するタイプの片づけ方なら、何が消えるのかを確認する時間が取れます。

PrunePicの役割:削除する前の段階

PrunePicは復元ツールではありません。PrunePicが加えるのは、写真が削除される前のもう1つのステップです。写真をスワイプで外しても、ライブラリからは何も消えません。写真はPrunePicのゴミ箱(Trash)で待機し、そこで「Put Back」(元に戻す)をタップしたり、全画面で確認したりできます。ゴミ箱を空にしてiOSで確定したときに初めて、写真は「最近削除した項目」に移動します。そこから先は、ここまで説明したことがすべて当てはまります。

  1. 1You swipe leftThe photo is queued. It is still in your library.
  2. 2PrunePic TrashPut it back any time. Undo reverses your last swipe.
  3. 3You empty the trashiOS asks you to confirm the deletion.
  4. 4Recently DeletedKept in the Photos app for up to 30 days. You can still recover it.
  5. 5Gone for goodAfter 30 days, or when you delete it from Recently Deleted.
With iCloud Photos turned on, each step happens on all your devices at once.

PrunePicで片づけたばかりで写真が見当たらない場合は、まずPrunePicのゴミ箱を確認してください。すでに空にしている場合は、「最近削除した項目」を開きます。

よくある間違い

  • 探している最中に「最近削除した項目」を空にする。そこでの「すべてを削除」は取り消せません。
  • iCloudにコピーが残っていると思い込む。iCloud写真がオンなら、iCloudからも削除されます。
  • いきなり古いバックアップから復元する。iPhoneの内容がすべて置き換わります。思い切った手段をとる前に、「最近削除した項目」、「非表示」、ライブラリの表示を確認してください。
  • ライブラリのグリッドだけを探す。非表示の写真はそこには決して表示されず、フィルタや共有ライブラリの表示によっては、写真が表示から外れることがあります。

まとめ

削除した写真のほとんどは、数回タップするだけで戻せます。「コレクション」›「最近削除した項目」、「選択」、「その他」、「復旧」です。iCloudがいっぱいだった場合を除き、猶予は30日間です。写真がそこにない場合は、「非表示」、ライブラリの表示、Apple Accountを確認してください。写真が「最近削除した項目」から消えたあとは、ほかの場所に残しておいたコピーからしか戻せません。

よくある質問

削除した写真は「最近削除した項目」にどのくらい残りますか?

30日間です。「最近削除した項目」の各サムネイルには残りの日数が表示されます。その期間が過ぎると、iOSは項目を完全に削除します。iCloud写真がオンの場合は、iCloudとほかのデバイスからも削除されます。例外として、削除した時点でiCloudストレージが上限を超えていると、写真や動画はすぐに削除され、「最近削除した項目」には入りません。

30日以上前に削除した写真は復元できますか?

iPhoneやiCloudからは復元できません。写真が「最近削除した項目」から消えたあとは、ほかの場所に残っているコピーからしか戻せません。写真を読み込んだコンピュータ、別のクラウドサービス、写真を送ったチャット、削除する前に作成したバックアップなどです。

削除した写真が「最近削除した項目」にないのはなぜですか?

完全に削除されたか(30日以上前に削除した、「最近削除した項目」から削除した、iCloudが上限を超えている間に削除した)、そもそも削除されていないかのどちらかです。「非表示」コレクション、「ユーティリティ」に表示されていれば「復旧」コレクション、ライブラリの表示(「両方のライブラリ」「個人用ライブラリ」「共有ライブラリ」)を確認し、想定しているApple Accountでサインインしているかも確かめてください。

iPhoneで削除した動画を復元するには?

写真と同じ方法です。「最近削除した項目」には写真と動画の両方が入っています。アルバムを開いて「選択」をタップし、動画を選んでから、「その他」ボタン、「復旧」の順にタップします。

iPhoneで削除した写真はどこにありますか?

写真アプリにあります。「コレクション」をタップし、「ユーティリティ」までスクロールして「最近削除した項目」をタップします。初期設定ではロックされています。「アルバムを表示」をタップし、Face ID、Touch ID、またはパスコードを使ってください。ロックの設定は「設定」>「アプリ」>「写真」で変更できます。

写真を復元すると、ほかのデバイスにも戻りますか?

iCloud写真がオンなら戻ります。削除した項目はすべてのデバイスの「最近削除した項目」で待機しているので、iPhoneで復元した写真は、同じApple Accountでサインインしているすべてのデバイスに戻ります。

iCloud.comで削除した写真を探せますか?

写真がiCloud写真と同期されていた場合、同じ「最近削除した項目」アルバムがiCloud.comの写真にもあります。同じライブラリへの別のアクセス方法であり、独立したバックアップや新しい復元期間ではありません。iCloud写真から完全に削除された写真は、Webサイトを使うだけでは戻りません。

PrunePicで削除した写真を復元できますか?

いいえ。PrunePicは「最近削除した項目」にアクセスできず、完全に削除された写真を元に戻すこともできません。PrunePicが役立つのはその手前です。スワイプで外した写真はPrunePicのゴミ箱で待機し、ゴミ箱を空にしてiOSで確定するまでは、そこから戻せます。